日本の建築を見直そう 3
桂離宮の柱は、面を取った角柱です。
通常、貼付壁や襖障子に、障壁画を描きます。
これに対して、土庇を設けたり、色土壁、様々な意匠の勾欄を設け、欄間、・釘隠・引手の意匠にこるのです。
木部には色付を施し、面皮の柱や長押(長押はつけないことが多い)を用います。
数寄屋風の書院が、武家住宅や院御所・摂関係住宅につくられています。
そのような書院は、最も表の対面の場につくられることはなく、表の書院につづいてつくられ、茶などの会に使われたりしています。
典型的なのは京都の曼殊院の小書院で、曼殊院では、大書院にも数寄屋風の意匠が取り入れられています。
そして、この書院の数寄屋風の意匠は広く拡まり、農村では庄屋など村役人の家の書院などにも用いられるようになりました。
また、遊興の場にも影響を及ぼし、京の遊廓島原の角屋や、文政年間に整備された金沢の東の廓のお茶屋などにその例をみることができます。