サッカーの統括組織
現在の連合王国を構成しているイングランド、スコットランド、ウェールズへ北アイルランドの4つの地域は、もともと独自の文化や慣習や伝統をもつ別々の国でした。
そのために、たとえ現在億合体しで一つの国(国家)になってはいても、それぞれが独自に行動したり他の地域とは異なる独自性を発揮したりすることは珍しくありません。
スコットランドの銀行がスコットランド内だけで流通する紙幣を発行しているのはその一例です。
フットボールの世界でも事情は同様であり、4つの地域はそれぞれに独自性を発揮しています。
イギリスにフットボール・アソシエイションができたことが現代のサッカーの出発点となり、同じくイギリスにラグビー・フットボール・ユニオンができたことが現代のラグビーの出発点となりました。
厳密には「イギリスに」ではなく「イングランドに」ですね。
・・・というのは、サッカーユニフォームやサッカーの最初の統括組織であるフットボール・アソシエイションも、またラグビーの最初の統括組織であるラグビー・フットボール・ユニオンも・・・
国(国家)としてのイギリス(連合王国)全体を統括する組織ではなく、あくまでもそのなかのイングランド地域を統括する組織だからです。
・・・このような事情が背景にあるので、ここではこれ以降あいまいさを避けるために、「イギリス」と「イングランド」とを区別して用いることにします。